カレンモエという次世代のアイドルホース


2019年2月10日小倉競馬場5レース
惚れ惚れするような血統を持つ一頭がデビューしました

その名もカレンモエ
3歳の女の子です

ロードカナロア×カレンチャン(母父クロフネ)

このカップリングで誕生した1頭

この2頭の名前を聞いただけでピンと来た方もいらっしゃるとは思いますが、ロードカナロアとカレンチャンは2012年のスプリンターズステークスの1,2着馬です。日本最高峰のスピードを持つ2頭の間に生まれたのが、このカレンモエちゃん。両親のカナロアとカレンチャンは同じ厩舎に所属していました。安田隆行厩舎という1200mから1600mの重賞スペシャリストの調教師とスタッフ共に、2頭でスプリントG1を8勝もしました。現役時の2頭の馬房
(人間でいう自分の部屋)は隣同士で、ロードカナロアはカレンチャンの事が好き!スタッフさんも気を使っていたみたいです。この厩舎も同じ、馬房も隣の同世代スプリンターの間に生まれた1頭とあって、大変注目されていました。

これだけ世間に注目されてデビューしたカレンモエですが、ウマ娘オタクの僕は全く違う理由で応援に行くことを決めました。その理由は母親のカレンチャンが好きなゲームに登場
(予定)しているからです。

ウマ娘というゲームで、ゴールドシップ並みの出遅れを見せているゲームなのですが、歴代の名馬のバックグラウンドをしっかりとらえ擬人化し、1頭1頭の個性を大切にしているコンテンツなので、ゲームのリリースがすごく待ち遠しいです。そのゲームの中にカレンチャンが登場しており、個人的に好きだったので、そのカレンチャンの子ということでカレンモエを応援しに小倉競馬場へと向かいました。

ちなみにゲーム内でのカレンチャン

↑このサイトで色々と見れるので良かったら

最初は全く父がカナロアだと知らずに「あ~カレンチャンの子供か。応援に行こうかな」というスタンスだったのが、「カナロアの産駒じゃん!!」となり更に熱中してしまいました。

到着してさっそくカレンモエを撮りに行きました。

母譲りの美しい葦毛の馬体



                    べー


新馬戦なのでお客さんの中でパドックを周回するのは初めてのはずですが
堂々と落ち着いて周回していました



いざデビュー戦!!
デビューの場は小倉競馬場1200m
両親が得意としたスプリント戦です

直線で先頭に追い付くと 






両親から受け継いだ素晴らしい脚で1着でゴールイン!
見事デビュー戦を勝利で飾りました

実はこのカレンモエちゃん、あまり自分から行こうという気が無く、デビュー前は競走馬として大丈夫かなという声もあったみたいです。さらに今日のデビューでもまだ馬体が緩い、仕上がりきってない等色々不安の声も上がっていました

ですが今回の勝利でその心配を払拭したどころか、重賞、G1への道が見えたのではないかと僕は期待しています。馬体が完成されてない中での勝利は本当に難しくて、それだけ馬の素の能力が高いという評価にもつながります

カレンモエがG1を取るのが待ち遠しいですね!ウマ娘のアプリがリリースされるのと、モエがG1取るのどっちが先になるんでしょうか?どっちもすごく楽しみ🏇

これでカレンモエの紹介はおしまい
またウマ娘関係の産駒がデビューして現地応援に行った際には記事にすると思います


カレンモエの隣の馬房に男の子がいたら、カナロアみたいにならないかな...?



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